神学とコンピュータ
         第十五回、情報処理技法の対象としての教会神学
 

  それでは御待ちかねのレポートですが、「単語調査」です,ここに,PDF形式のファイルにして示しておきます.例によって以下のような条件がつきます.

・あなたがどのような,教派的立場に立っているかとか、どのような神学的立場を持っているかを問うものではありません.
・むしろ,強烈に主張できる様に試みてください.
・見るのは,それぞれが設定した目的に向かって,何をデータとして使い,今だ曖昧にのしかかってくる、曖昧模糊としたものに、どのように取り組んだかということです。パソコンや、ディジダル化されたものだけでなく,紙に書かれたもの,全てを使ってかまいません.情報生成のプロセスにおける,コメントも重視します.
・主の祈りでしたら,「いのり」「御国」、「こころみ」等沢山考えられます.メソジスト教会が一時期、採用しなかったといわれている「黄泉」でもかまいません。その言葉を良く調べる事と,聖書全体の中で,その言葉が何か見えてきそうな,事柄を,レーダー理論、フラスコ理論を駆使して,一定の情報にまでまとめてみていただきたいのです.
・せっかく練習した事ですから,将来役に立ちますし,ぜひワープロで! 欲を言えば美しく!
それに、この15回シリーズについて、レジュメのチェックをお願いいたします.誤字から始まって,内容が間違っているものに至るまで全て(これ、一番大切).(o^o)
 



  計算機の機能
1:計算
 これはもう、「電卓」でおなじみですから,あえて説明する必用もない機能でしょう。ただし,コンピュータはここから始まったのは事実です.
2:記憶
 これこそEDPM(Electronic Data Processing Machine)の得意とするところで,人間がうらやましがるところです.記憶に用いられる、道具を記憶媒体といいますが,最近の大きな計算機は,世界中の人間に関する、何らかの決められた情報を記憶しても余裕のあるようなものになっています.また即座にその情報が取り出せるところに,威力を発揮させるように,デザインされなければなりません。
3:機器制御
 工業用ロボットから出発しましたが、軍事兵器に至るまで、自動車の運転補助装置から始まって,炊飯器に至るまで、ありとあらゆる所で使われています.
4:媒体,表現の変換・加工
 漢字テキストファイルを読み上げてくれるプログラム、縦書きの書物を光学的に読みこんで,横書きニ段組の、これらは表現の加工にまとめて説明する事が出来ますし、ハードディスクから,プリントされた紙や、フロッピーディスクに、等というのは、媒体の変更にまとめられます.
5:通信
 現在を代表する計算機の機能の一つです.その量と,多種性によって、文化にも大きな影響を与えますし、情報処理論の側から言えば,文化の影響を受けて働く、ということが出来ます.日本中どこに居ても,貯金の残高がばれてしまうのは,その事を物語っています.
6:以上の機能の統合
 何か,計算機が動いているのを見て,『今は、上の機能のうちこの事をしているのだ』等とはなかなか言えません.統合された,システムとして機能しているのが普通です.「ロジックの実現」
  
 これらの事を詳しく記述すれば,何冊の本になるでしょうか?


 それでは15回にわたって,簡単に情報処理論と,日常,必要になってくる技巧に関するパソコンの演習をしてきましたが、まとめてみましょう.上の,一般的な説明とどうちがうでしょうか?
 ・データと情報:我々の目的は、情報を生成することであって,優れたデータからは,優れた情報が生成される。
 ・表現,整理:ワープロソフトと表計算ソフト,簡単なデータベースシステムの設計
        インターネット上での主張、表現(記述方)
        通信手段(電子メール,ニューズシステム).
 ・情報処理論は道具:神学的思考が、情報処理技法や機器を使用するのであって,逆ではない。その歴史。
 ・成果:聖書や歴史・地理・教会に関する、さまざまな労作に関する情報と、二三の使用法。
 ・利益と疎外:疎外状況は生み出さなかったか?
 ・積極的な姿勢:この技法を「何に用いるのか?」
         データに移項された情報の管理,そのた.
         「何かが得られる」と「このことを得るために」の違い。
 ・批判的立場:情報処理論は,神学を批評・判断してくれる事はなく、それは利用者である教会神学に委ねられている。
        分野(対象)の拡大.ここで大切な事は,情報処理論,特にその技法に関しては,結果オーライの、
        考えが貫かれている事です.これは聖書に示されている,価値観と激突します.
        私がどんなに,努力して,プログラマーやSEとして働こうが,また,どんなに素晴らしい、
        方法をここに持ちこもうが,成果物がなければ,価値もないのです.
 ・教会神学の課題:新しい事態について,神学は多くの作業を,普遍的な福音の立場を持ってなしてきました。
        差別の問題.民族,戦争,神学自身の評価に至るまで,私達の知っているとおりです。コンピュータについても,
        今後更に,この作業はなされる事になるでしょう.
        それぞれの理解を、一枚のレポートに、まとめるとすれば,どうなるでしょうか?  (討論)
 ・過去の遺産:過去の,聖書は勿論,教父たちの信仰理解、告白書文書、偉大な神学書と認められているもの。
        宣言と呼ばれるものから,「信仰の書」、日常の教会の告白文章に至るまでの有機的な理解。
 ・未来に向けての準備:間違ったパターン化やシステム化、プラググマティックな、作業の排除と,
        アメリカン功利主義との激突.



 情報処理論は,神学の対象になり得るか?
 キリスト教倫理が,社会における道徳や倫理を福音という立場から問うなら,また、性差別の問題や.
民族問題が神学の(過去にもあったが今日的な)新しい課題になるなら,情報処理論もなり得る.我々の文化がここにあるのだから.けれどもこの衝突状態は激しい.
 ・イエスは、律法よりも愛の大切である事を,多くの場所において語られた.
 ・成果よりも,プロセス,救いに至る人々の信仰を問題とされた.努力する事と,真剣であれとも語られた.むしろ,楽して,成果を手にする事を戒められてもいる.

 ヒューマニズムや,政治理論においてもこのような経験を,わずかばかり私達はしている、「ロシア革命当時、臨時革命政府は」賃金について,
   家族に非救護貧民(労働者として必用以上に生き延びた老人、貧児、河豚者)を持つものは,他の労働者の,2倍,或いはそれ以上の賃金の支給を受ける事がある(臨時革命政府・布告)『世界をゆるがせた十日間』岩波文庫.J.リード
  また,最近の,経済主義批判と,これについての因果関係は考察されなければならないが、ボランティア活動に類するもの.

などが、それである。

 先に見たように,機械的で,非人間的な,このような,情報処理論と技術を,いかに神学のものにするのかがこれからの実践科学である.
 

 我々の説得のための道具は我々.
 私達の多くは,日本で育ち,日本の大切にしている事を,おおむねだけれども知っている、信仰をめぐってもそうである.ここでは,十字架を知っていれば!という発想は役に立たない.彼らはおもーい確信を持って,地獄の事実を,我々に真剣に教えてくれるだけの様である.それじゃ御互いに大切にしているものを! といって,引き上げてくるのは,一般的には,教会ではない.
 我々和、教会の地域・或いは福音のため機構の働き場所を必要なものを必用としているが,彼らの間に、ぽつんぽつんと立つ、教会や,それに類するものは、別に必用とはしていない.
 
 

 今日は最後ですから,「カラオケ」にいって、
     「きみといつまでも」でも合唱しましょう。



   プログラマーが、点訳ボランティアに向いている話.
 駅の自動販売機などで点字は良くおなじみですが,読める人は案外に少ないものです.最も,視力障害者にとっては,どこにあるか触ってわかるまでのほうが一苦労なのですが.10分で覚える方法があります.アスキーコード表を思い出してください.
 このASCIIコード表は,7ビットからなっていますが,点字は6ビットコードだと思ってください.次の図を見てください.これは、書く方からではなく,読むときの6ビットの組み合わせですが,2の6乗で64のコードをあらわす事が出来ます.勿論、64種の文字種では、不充分ですし,数式から,平面的な有機化合物の化学式、更には,帯状の,情報になっている,音符も表現する事になります.えすから、2バイトコードや、SI/SOに類する,読みこみモードの変更もよく使います.

 *
 *
**

で、駅の券売機の文字が、たいてい始まっていると思いますが、これは「以下数次扱いして読みこむ事(数字として読めなくなるまで)」という意味です。
 全てのコードに定義がされていますが、幾つかについてみてみますと,
 @以下は,英文の大文字、また2度つつけて「英文開始記号がくれば,文字列全てが大文字列」
 A以下を、小文字の英文字列として、処理すること,
 B結合符(concatination)、数次と日本語,数字につけられた単位記号等の間の挿入する.
 * *   * **
 *  * ** *   *
**       *  **  これは50年ですが

 * *   * **
 *  * ** *   *
**          **  これは50円とは読めませんので

 * *   *    **
 *  * **    *   *
**       **    **  のようにします.「え」は、読みこみモードを変更しないと「6」
                になってしまうからです
 
 

     ・・・といったぐあいです。
 上位3ビットを子音、下位3ビットを母音と考えれば,ローマ字記方にもにています.
 ここまで理解するのが10分、覚えるのに2〜3日、全ての意味を理解し,日本語が読めるようになるのに、一月.外国語や数式、化学記号や音符の理解には、1〜2年かかると思います.よろしく。

 対応は非常に規則的なものなので,点字を知らなくても,ワープロで入力された文字を,IBMのプリンターに打ち出す,英語,日本語のフリーソフトなどはすでに,出回っています.

 また,次の話
 
告白抗議文
 私のSITEには、CHATやらメモ帳があります.多少なりとも,教会の告白が出来ますようにという願いがあるのですが、たまにわくわくするようなのがあります.
 抗議文なのですが今もあると思います.
 「キリスト教は,あんた達だけのもんじゃない,勘違いすんな!」とか
 「偽クリスチャンめ!」とか言うのがそれです.皆さん,なんか講義をしたいみたいなのですが,嬉しくなるような抗議文じゃないですか?キリスト教ってそんなに素晴らしいもんだと言う事は,知らず知らず、分かっておいでになるみたいです.「あんた達だけのもんじゃない」といのは,どこかある教会に行ったところそこの牧師が、おかしな事を言ったというもので.私は,「クリスチャンセンターか、どこか,しっかりしたところで確かめておかれたら!」とおこたえしましたが、「キリスト教って私達のものでもあんのに!」という声が後ろから聞こえてきます.「偽クリスチャンめ!」も同じ,キリスト教ってそんなに良いもんだって思っておいでの様です
(MK:1:24)。私が講義されればされるほど,これらの素晴らしい皆さんは、キリスト教の素晴らしさと、クリスチャンに対する期待を、前提にしなきゃいけなくなるみたいで.こっちが穴があったら入りたい感じです.
 私が,偽者の,クリスチャンだったら,講義を頂けるこれらの皆さんに、すばらしい、期待にかなう,教会へと,案内したいものです.
嬉しい抗議文

  そいじゃ,また後期に!!
 
第三回、コンコルダンスに秘められた謎
第四回、LEXICONの仕組み
第五回、無欠のインターリニヤー(1)
第六回、無欠のインターリニヤー(2)
第七回、続々と、聖書研究用ソフト、歴史資料研究用ソフト
第八回、更に続々と聖書研究用ソフト、歴史資料研究用ソフト
第九回、情報理論の視点
第十回 極めて具体的な問題(1)
第十一回 極めて具体的な問題(2)
第十二回 情報の生成
第十三回 情報の生成(2)
第十四回 教会週報になる情報・その構造
第十五回 情報処理技法の対象と、教会神学
表紙に戻る  始めに戻ってください,御疲れさま。